英検1級1次では時間配分と順番が大事!タイムマネジメントのコツを紹介! 

英検1級1次の筆記試験では、時間配分や解く順番を決めておいて、それらを確実に実行していくタイムマネジメントが重要です。

1分たりともおろそかにできません。
確実にタイムマネジメントしながら解けたかが、合否の1点を左右します。
私自身、実際に準1級・1級の試験で1点差に泣いたこともあります。

この記事では、私の経験から得た以下の内容を紹介していきます。
・オススメの解く順番
・時間配分の決め方
・実行確実なタイムマネジメントのコツ・方法

私はこれらを実践し1級1次試験に2度合格しています。
これから1級合格を目指す方、なかなか結果が出ない方にとっても必見の内容です!

英検1級1次では「My解く順番」を決めておこう!

1級1次の筆記試験は、問題用紙の順番通りに解く必要はありません。
自分に合った順番を見つけて解くと、試験を機能的に進めやすくなり得点も上がります。

英検1級1次筆記でオススメの「My解く順番」

私がオススメする順番は、「エッセイ → 語彙問題 → 長文穴埋め問題 → 長文内容一致問題」です。
要は、エッセイを一番最初にやり、あとは問題用紙の順番通りのやり方です。

以下の理由からです。
●1次合格にはエッセイ高得点が必要。エッセイは1次において得点・CSEスコア的に最重要技能
●なので一定の時間配分が必要。時間不足でやるべきではない。
●最初に終えた方が試験を進めるのがラクになる(私の場合)。
エッセイは時間調整しにくい。時間配分オーバーのリスクが高い。
語彙・読解問題の方は時間調整しやすい(“捨て問”もあっていい)。

なので、エッセイを最初にこなしていくと、1次試験のタイムマネジメントがやり易くなりました。

英検1級を目指す方は、自分に合った「My解く順番」を見つけておくと良いです。
試験の効率が上がりますよ!
オススメは、「エッセイを最初に」です。

英検1級1次の「My時間配分」を決めておこう!

1級1次の筆記試験(100分間)の主な時間配分パターンは、以下のようにいくつかあります。
単位は分です。

パターン1  パターン2 パターン3
(私のパターン)
語彙問題 15 15 15
長文空所補充問題 15 15 14
長文内容一致問題 40 45 38
エッセイ 30 25 30
余りの時間(見直し用) 0 0 3

パターン1・2は、英検対策で定評のある学校や合格経験者で推奨されている時間配分です。
私は、エッセイに30分は欲しかったのと、見直し用の時間を設けるなど全体として余裕を持ちたかったので、上記パターン3の時間配分になりました。速読力を高めて、長文読解にあてる時間を他の推奨パターンより切り詰めました。

このように、時間配分も人それぞれにあったパターンがあります。
絶対にコレ!というのはありません。
過去問などで色々試して模索しながら自分に最適な時間配分を見つけるのが良いです。

英検1級1次で実行確実なタイムマネジメントのコツ

自分に合った時間配分や解く順番を決めたら、それを確実に実行することが大切です。

問題用紙の余白に予定時間を書く

私は、試験開始と同時に、パート・大問ごとの時間配分を、
「ここのパート・大問は何時何分から何時何分まで」
がわかるよう具体的な形で問題用紙の余白に一斉に書いていきます。

例えば、1次の筆記試験が13:30に開始の場合、私のパターンだと、以下のような感じで余白に書いていきました。
例えば、長文空所補充問題の長文一つ目だと、そのページの余白に「14:15~14:22」と書くのです。
「何時」まで書くのが面倒なら「15~22」だけでもOKです。

解く順番 実際に問題用紙余白に記入した内容(何時何分から何時何分まで) 時間配分(分)
① エッセイ 13:30~14:00 30
② 語彙問題 14:00~14:15 15
③ 長文空所補充問題 長文一つ目:14:15~14:22
長文二つ目:14:22~14:29
7
7
計14
④ 長文内容一致問題 長文三つ目:14:29~14:40
長文四つ目:14:40~14:51
長文五つ目:14:51~15:07
※筆記の終了時刻は15:10 11
11
11
16
計38

予定の時間配分とずれたらその都度、パート・大問ごとに差分を把握し修正

もし、予定の時間配分とずれたらその分、以降の分で修正した時間配分を余白に追記していきます。

例えば上記の表で、二番目の語彙問題が予定より2分早く終わったとします。
そうすると次の長文空所補充問題一つ目の開始時刻は2分早まるので、
14:15~14:22 → 14:13~14:20
のように余白に加筆修正していくのです。

要は、予定していた時間配分との差分を常に把握しながら解き進めていくのです。

私はこれらのやり方を、過去問を解くときから実行演習していました。
試験時の時間に対する感覚も良い意味でシビアになりました。
そして本番でも確実なタイムマネジメントを実行できるようになり、一定の余裕を持って解き進められるようになりました。

英検1級1次に2度合格できたのは、タイムマネジメントも大きな要因だと思います。

英検1級1次では時間配分と順番が大事!タイムマネジメントのコツも紹介! まとめ

英検1級1次試験では、自分に最適な「解く順番」と「時間配分」を決めておくことが大事です。

また本番では、常に予定の時間配分との差分を把握して修正しながら解き進めていくこともポイントです。

これらを確実に実行していけばタイムマネジメントが可能になり、機能的かつ効率的に試験を進めることができます。
得点向上にも寄与します。

合格実現に大きく近づきます!

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