英検1級の長文は難しそう?ラクになる読解のコツ・ポイントを紹介!

英検1級の長文は語彙的にも文構造的にレベルが高く、難解に感じる人も多いと思います。

しかし、いくつかの読解のコツ・ポイントを知って実行すれば攻略がかなりラクになります。

本記事では、1級長文読解がラクになるいくつかのコツ・ポイントを紹介していきます。

英検1級のリーディングに弱点があり、特に長文読解が苦手な方にとって有用な内容となっています。

1級長文読解がラクになるコツ・ポイント

空所補充問題では、空所 ( )に入る内容を予想しながら読む

長さが350word程度である、1級長文の空所補充問題では、空所( )に入る内容がとりあえず、
  ●ネガティブ要素かポジティブ要素か
  ●順接か逆接か(文脈上で)
大まかに予想しながら読む攻略しやすいです。

これだけで、かなり読解精度が高まります。

意外と難しくないですし、このやり方で解けば、選択肢から答えを見つけやすく、解くスピードも上がり、一石二鳥です。

内容一致問題では、設問を読んでから本文を読むのが定石

長さが500wordと800wordである、1級長文の内容一致問題では、設問はほぼストーリー順に出題されます。
なので内容一致問題では、まず「設問を読む → 本文中でその根拠をさがす」の流れで、一問ずつ解きながら読み進めていくのがオススメです。

例えば、500wordの長文には3つの設問がありますが、この長文が3つのパラグラフから構成されている場合、3つの設問のそれぞれの根拠は、順に第一、第二、第三パラグラフにあると見てよいです。
本文において、1番目の設問の根拠が2番目の設問の根拠より後ろにあることはないのです。

このような場合は、
1番目の設問を読む → 第一パラグラフに根拠をさがす → 答える

2番目の設問を読む → 第二パラグラフに根拠をさがす → 答える

3番目の設問を読む → 第三パラグラフに根拠をさがす → 答える
といった流れで解き進めればいいのです。

ただ、500wordの長文でもたまに4つのパラグラフから構成されていたり、800wordの長文では設問は4つなのに対し、パラグラフ数は大体7つから10となっていますが、上記の要領を応用していけば解けます。

最後の800wordの長文だと設問数に対してパラグラフ数が多いので、1つの設問に対しパラグラフを2つか3つ分読んでから答えるといった流れでいけば解けます。

上記の方法でなく、「本文を全部読んでから設問を読んで解く方法」もあるのですが、1級の長文では話の展開が複雑で情報密度が高いので、一気に読み終わったときには前半の内容を忘れてしまっていることが多いのです。
結果、最初の設問から解くとき、もう一度本文を読み返すことになるのです。

なので、私自身もそうなのですが、記憶力や頭の回転がよほど抜群な人ではない限り、「まず設問を読んでから、本文中でその根拠をさがす」の流れでいくのが堅実です。

答えの根拠を見つけて印をつける

1級の長文読解問題では、空所補充問題にしろ、内容一致問題にしろ、アバウトでよいので本文中に答えの根拠を見つけるようにします。
そして根拠の箇所は、下線を引くとか〇で囲むなどで印をつけるなどがオススメです。

以下のメリットがあります。
●論理的に読むクセが身につき、読解精度が上がる。
●おのずと集中力も増す
●次問を解くのに役立つ。次問の根拠は、前問の根拠以降の場所にある予想がつく。基本的に各設問の根拠はストーリー順に配置されているので。

答えの根拠の規模は、まちまちです。
私の場合、数個の単語のカタマリの時もあれば、数行分の文章の場合もありますし、時にはパラグラフ全体でざっくり根拠にすることもあります。

設定した時間配分の中で明確な根拠が見つからないときもありますが、私は準1級攻略時代から長文読解問題では極力根拠を見つけるようにしています。

登場人物のファミリーネームに着目

1級の長文では、登場人物の考えや行動をおさえることが重要です。
それで読みやすさのポイントとなるのが、登場人物のファミリーネームをおさえておくことです。

1級の長文では、人物が最初に登場するときは必ずフルネームで出てきます。
しかし、2回目以降は、ファミリーネームか代名詞での登場になります。

例えば、2019年度第3回の空所補充問題の長文(タイトル:An Ancient Work Force)では、「Mark Lehner」という考古学者が最初のパラグラフの2行目に登場します。しかし以降は、ファミリーネームの「Lehner」か代名詞の「he」でしか登場しません。

登場人物の考えや行動をおさえていくためには、「最初にフルネームで登場するときはファミリーネームをおさえる」、「以降はファミリーネームか代名詞を追っていく」ということを意識すると読みやすくなります。

逆接・譲歩・対照の接続詞・副詞は流れをつかむ重要ヒント

1級長文で良く使われる、though、although、whileなどの譲歩(~だけれども)・対照(~の一方で)を表す接続詞やhoweverなどの逆接(しかしながら)を表す副詞は、読解上重要なヒントになります。

1級長文では、これらの接続詞・副詞から主張の展開における微妙なニュアンスをつかみつつ読解していくことが重要です。

私は、これらの接続詞・副詞が出ると「あ、出た出た。要注意だぞ!」と思いながら、その前後の流れ・ニュアンスを確認するように慎重に解いていきます。

選択肢に迷ったときは、直感で選べ!そして変えない!

1級の長文読解問題では、選択肢に迷うときがあります。
二つに絞れたけどどっちか判断できないような場合など。

そういう場合は、直感でサッサと決めて次の問題に進むのがオススメです。
そして見直した時も、別の選択肢が明確にベターな答えとして見える場合を除き相変わらず迷う場合は、答えを変えないのがオススメです。

以下の理由・メリットがあります。
●時間を消耗しない。時短効果。
●直感的選択は意外と当たり、正答率も悪くない(個人的経験から)。
●後悔が少ない。

私が準1級と1級をあわせ十回以上英検の1次試験を受験した経験からは、選択問題で迷ったときは最初に直感的に選んだ選択肢が当たっていることが多かったです。
迷ったあげく当初の候補でなく第二候補を選択したり、見直し時に迷いつつも変えたら、当初の選択肢が正解で、結果的に不正解を増やしてしまい悔しい思いをしたことが度々あったのです。

これは読解問題だけでなく語彙問題やリスニングにも当てはまります。

また将棋の超一流棋士である羽生善治氏の言葉で「直感の7割は正しい」というのがあります。
私の経験からも実感がある言葉です。

結局、選択肢の判断が悩ましいときは最初の直感的選択を変えない方が確率的にも経験的にも後悔が少ないのです。
悩む時間が減り、時間の消耗も少なくなりますし。

なので見直し後、別の選択肢が明確に浮かんでこない限り、依然として選択に迷う場合は「最初の直感的選択を優先し、答えを極力変えない」ようにしています。

英検1級の長文は難しそう?ラクになる読解のコツ・ポイントを紹介!まとめ

英検1級の長文は、確かにレベルが高く難しい部分もあります。
しかし、ちょっとしたポイントやコツを知り、実践するだけでかなり攻略しやすくなります。

私は、若い頃は中途半端な学力の理系学生で、高校時代も決して英語も国語も得意ではありませんでした。特に読解問題は苦手で、国語も英語も大学入試センター試験では5~6割程度の得点でした。

しかしそんな私でも、上記のコツ・ポイントを実践したおかげで、英検1級に合格するほどの読解ができるようになりました。

これから1級合格を目指す方、長文読解が苦手な方も、本記事でご紹介したコツ・ポイントを活かし、決してあきらめずに取り組んで頂ければきっと合格が得られると思います。

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